不妊治療からの妊娠3、全前地胎盤

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旦那は症状を理解し始めていたようで、彼がネットで検索しだした中。

私はまだよく分かってないので帰ってから、ゆっくり調べ始めました。同じ病状でも、日本とフランスの間では、処置や受け止め方が全く違うからです。

自分なりに理解する事が最も大事。

簡単に説明すると。

例えば、海の中の洞窟に入る時に空気の補充のためにガズボンべ工場を作るとしたら、そのガスボンベ工場を洞窟の出口いっぱいにつくちゃって、入り口塞いじゃってるから、空気は確保できたけれども、壁ぶち壊さないと海の外に出れない!!と言う状況。
 もちろん通常のお産では無理で、お腹を切って赤ちゃんを取り出すしかできない。ここがまず絶対帝王切開になるという理由。

次に母体も危険というのは

 このガズボンべ工場が胎盤だとしたら、出口に胎盤作っちゃっているので、妊娠中にお母さんが動き回る(通常の生活をする)ことによって胎盤が必要以上に揺れ、胎盤が壊れた合図として出血することがあるらしい、その胎盤から出ている出血の量がすごい量で、胎盤を早く取り除かなければ出血多量で母も亡くなる可能性がある。胎盤は赤ちゃんの酸素や栄養を運ぶ生命線なので、胎盤が壊れれば赤ちゃんは勿論のこと母子共に危険とはこのとのこと。

ちなみに、出血自体は痛くないらしい、出血が起こるのはいつかは予測不明 らしく、いつ起こるかは分からない。仕事中や外出中電車の中や高速道路とかにいたら本当に危険そのもの。(その前に少し出血するらしけれども。)

そこで職場にそう連絡したところ、「すぐに休みなさい」とのことで、急遽有給をいれてくれた。

まじ 感謝っす。

でも、全前地胎盤と診断される前にも

9週ぐらいで、私は出血しました。 

茶色に近い色で、その時も不安ですぐ婦人科に電話をし病院に行きました。この時も、急遽仕事を休むことになり皆様に迷惑かけているのにも関わらず、
「小さい命を大切にしなさいとのことですぐ休みにしてくれた。」

まじ 神。

丁度その時期に、旦那の友人夫婦(彼らも不妊でした)も妊娠していて、
兼ねてから予定されていた日本に遊びに来てくれてました。
 彼女の方は、妊娠11週ぐらいで順調そうでした。

 
一方、私は全前地胎盤をお医者さんから告げられた、と言って顔面蒼白していましたところ、友人夫婦は大丈夫大丈夫と暖かい声をかけてくれました。

先生には子宮口から胎盤が移動することもあるけれど、私のケースはちょっと難しいかもしれないと言われました。「何かできることはあるんですか?」と聞いたところ「医学的には特にない。」と言われてしまい行き場をなくしました。

死の宣告みたいなのを受けたけれども、一応、この時期の体はピンピン元気なんですよね。なので、私のように症状を告げられても気にせず無理する人が多いみたいです。

私も、すぐに妊娠できる体であるのなら、こんなものかと思い、お金必要だし、と思いながら無理をしていたでしょう。
でも、私は出産すること、妊娠を続けることに全く自信はありません!!(中にはぜんぜん気にしないで、お酒飲んじゃう人とかもいるそうです。)
なんせ不妊治療をしてまでやっと授かった赤ちゃんで、私のことだからいつ流産してもおかしくないと言う恐怖に毎日心、震わせてました。

職場には、甘えさせていただき休暇をもらっていたので、その間、自分の症状を調べ漁りました!

そして怪しげなyoutube発見。

そこで見つけたのが

 前置胎盤は治る

と主張する白衣を着た男の人が・・・・。その怪しげなyoutubeはここ

私は藁にでもすがる思いで彼の言われた通りにしてました。

彼の言う通り横になり腰を高くして、一日中左右にゆっくり膝を振ってました。骨盤が緩んでいるから、重力で落ちてくるというふうにも説明されていたので、骨盤矯正をネットで買って骨盤を締め付けてました。

そして次の検診まで、(体は元気だけれども、)大体の日をこれからの恐怖と不安に駆られながら横になって腰を浮かし過ごしました。

戌の日の安産祈願にも出向き、神頼み!!

それでも、ダメなら、また別のネットで見つけた情報の腰の鍼治療に行こうと考えてました。

どこかのブログで腰の鍼治療をしたら、胎盤がずれた という人がいたからです。そんなこんなで、周りに助けられながら、一日中横になって、赤ちゃんの胎盤が上がってくるようにずっとお腹に話しかけてました。

ちなみに、このまま胎盤が移動しなかったケースのお産を経験された女性がyoutubeで経験談を話されていたので、それも心の準備として拝見しました。ここです。 かなり壮絶!

周りの人はホイホイ産んでいるように見えたけれども。
子供産むのってこんなに壮絶なものなのかぁ!

そう言う感想を持ちます。もはや命がけ!!このままだと、どういう流れになるか、youtubeの女性戦士によると。

  • まず病院は大学病院に転院
  • 予定出産の2ヶ月前には病院に入院(絶対安静で起き上がることはトイレのみ、点滴を24時間打たれながら、一日でも長くお腹に赤ちゃんがいれるように安静にするらしい)
  • ベットが血の海になったら、(もう胎盤が崩れているという合図なので、)すぐにオペにかかり手術で赤ちゃんを帝王切開で取り出す。

苦しいケースは胎盤がはがれないと言うこと。(胎盤は全部はがれなきゃいけないらしい。)

子宮口の近くまたは被ってしまっている胎盤は、全部綺麗に剥がれる。ということが場所によっては厳しいこともあるらしく、これが母の死につながる可能性もあるらしく、(出血多量になり)

出血多量で母親が亡くなる前に胎盤を子宮ごと摘出とのことです。

ちなみに費用は、そっちの方はそんなに心配しなくて良いと先方の先生から案内を受けました。調べたところ、高額医療補償制度を利用し、普通にお産するよりもちょっと高いか安いかです。このケースは妊娠枠から外れ、保険が結構適用されるようなことをおっしゃってました。

ということで、一連の流れをざっと理解した私は勇者じゃないので顔面蒼白になりながら、藁をもすがる思いで、自分がやれることはやりました。

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