不妊治療からの妊娠4ダウン症の採血テスト。

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2週間後に病院に行くと、

先生「あれっ 僕の見間違いかな?胎盤がすごくずれてる。」 

私「えっ被ってもないんですか?」 

先生「うん珍しいけど、全部どいたね。」 と。

おお!! 神よ!!

本気で嬉しかったのですが、ホッとしたのもつかの間、


旦那「前回聞くはずだったトリゾミー(ダウン症のテスト)の血液テストは日本ではいつやるの?と先生に聞いて」

 と言われました。

フランスでは、妊娠初期の時点で血液を月一で採取し、(全部無料)トキソプラズマではないか?ダウン症(トリゾミー)ではないか? 色々テストするらしく、ダウン症(トリゾミー)を調べる血液テスト日本はいつするの?とずっと聞かれていたので、

先生に聞くと、

先生「日本では、そのテストは患者様から聞かれない限り、こちらから提案することはないんですね。」 と言われました。

しかも、血液テストには別途2万円が必要です。もし、疑いがある場合はさらにステップアップした羊水を取って検査するらしくこれが10万ぐらい、しかもこのテストは赤ちゃんに良い影響を与えないとのこと。

私たちがそれを聞いた時はすでに19週目、
先生「もうすでに少し手遅れ気味だけれども、望むなら今日でも採血はできますよ。」

続けて、先生「結果が出るまでに2週間かかるけど、本当は21週で下ろすのはよろしくはないけど、出来ないことはない。」と、

私「ちなみにどうして日本はやらないんですか? なんで義務付けてないんですか?」 と伺ったところ

先生「単純にコストパフォーマンスの問題ですね。」と先生から言われました。 

先生「旦那さんと話し合ってゆっくり考えて大丈夫ですよ、もしやるのであれば今日でも取れるので、」と言われ

一度待合室へ旦那と戻りました。もちろん先生と話すときも常に旦那は隣にいるので、その時の空気や流れはわかってます。

旦那「旦那は2万円払ってでも、今日やるべきだ。」 という意見でした。

私「やるのはいいけど、もし疑いがあった場合 あなたどうするの? 下ろすの?せっかく 私たちの元に来てくれて、出血もして 全前置胎盤だって言われて、 赤ちゃんに話しかけて赤ちゃんが頑張って胎盤ずらしてくれたのに、胎盤ずらした赤ちゃんのことを褒めもせずに、 ダウン症の疑いがあった場合、おろすの?」 と言うと待合室で涙が止まらなくなりました。

せっかく 今日まで、色々頑張って不妊治療もし出血もし、前置胎盤も治ってこの子は頑張って生き延びてくれたのに、次の結果が悪かった場合、この子を殺すの?

と思うと涙が止まりませんでした。私は普通の妊娠の方と違い、本当に卵の頃から、エコーでこの子がもじもじ動くのを見ていたので、ダウン症であったとしても、そのあとの人生が辛い事が分かっていても、おろすという事はできない。と思いました。

私「ダウン症だとしても、ここまで一緒に頑張って来たこの子を育てる、もしあなたがダウン症の子供がいらないのであれば別れてもらって構わない。一人で育てます。」と言いました。

私「採血をするのは構わないけれども、ダウン症の疑いがある場合でも私はこの子が頑張ってお腹の中で生きているのであれば産む。」 と断言したので、

そのとき旦那は少し考えて「何を泣いているんだよ、もしこの子がダウン症でも別れないし、見捨てないし一緒に育てて行くんだよ、僕の子供でもあるんだからと言ってくれました。」結局旦那が折れて、

旦那「今から血液検査をしても、もうほぼ手遅れだし、日本の人の殆どがその検査をしていないのであればじゃあ、それは日本のやり方に従って、今回はテストは諦めよう。」と言う結果になりました。

私たちは先生に採血テストはしないと言う結果だけを伝え、その日は病院を後にしました。

そして、胎盤が完全に子宮口からどいてくれたので、仕事も復活し、しばらく働いていましたが、やはり、お腹が張ったり痛くなったりするのがちょくちょくあり、怖くなったので、少し早く産休をいただき、無事に生まれてくれるまでは家でゆっくりしていることにしました。

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