持ち込みに行った
高校卒業後
- 少年漫画系に2回
- 少女漫画系2回
持ち込みに行きました。家が東京に近かったので投稿ということに
こだわらず、お手軽に持ち込みをすることが出来ました。環境もあったかな
と思いますが、正直この時は出版社自体が未知数だったので、どんな感じかちょっと拝見しに行った感じです。(出版社を完全に舐めきってますね)
私は感想はもらえましたが、アドバイスはいただけませんでした。持ち込みに行くぐらいだったら、
規定の15ページか32ページを描いて 投稿することをお勧めします。その時暇な人がでてくるかもしれないし、やはり投稿すると何人かの目が通るので、今思えばちょっと失敗したかなと思います。
投稿2回した
少女漫画風に描いたのを2回投稿しました。私の場合、どの雑誌が向いてるのか全然判断がつかなかったので、メジャーじゃない雑誌に送ったと思います。一度は名前が載ったのですが、佳作にすらはいりませんでした。
それもそのはず、背景 演出 流れ 全てにおいて未熟でしたから。
ただ、原稿が帰ってきた時に ものすごい量のメッセージが書かれていました。持ち込みに行った時より、自分がやったことに対して真剣に答えてくれているというのを感じました。
原稿が上がると不思議とスッキリした気持ちになり、一種の達成感が
あると思います、原稿が帰ってきた時も、もう一度描きたいという気持ち
になって32pぐらいのちょっとしたものなら、15分ぐらいあればパッとイメージが浮かんでしまって、さて原稿に手をつけようかと次の流れに入ると
仕事が忙しくなり、もうしばらく原稿には手をつけられない、という状況が続く、そんな状況が続いて2、3年経ったと思います、その間何回か語学勉強のためにアメリカに行ってますが、(その時の夢はアメリカに移住したかったんですね。洋楽が好きすぎて、どこの街に行っても洋楽が流れているという普通の日常に憧れてました。)
漫画の学校に通った
これは、アメリカにいた時の語学学校の友達が勧めてくれたことです。
何かをやるのであれば、一人で進めるのはよくない というふうに助言を受け、漫画の学校に入れば卒業頃にはその学校に漫画の仕事が来るんじゃないかという期待もありました。
かくして、入学説明会に行った時になぜか画力のみを褒められ、奨学金が出ることになりました。
私が選んだのは代々木にある幾つかの学校の一つですが、漫画学校の学費を稼ぐためにアイリッシュパブみたいなところで働き始めました。この時すでに23歳です。
ところが、学校が始まってみると、もうすでにほぼ私がやってきていることのみ、先生が4人いたのですが、おおよそ先生とは呼べない人で漫画を描いたこともない人もいれば、漫画家ですらない人たちが先生でした。
唯一、女性の先生が同人誌を描いていましたが、描いているのがBLで朝からセックスシーンを描いているような感じの方で、人によるとは思うが23歳のウブな私ちょっとドン引き….。
そして、先生と呼ばれる人達は少し生徒を小馬鹿にしたような様子がありました。
で、通う時間があるのにも関わらず一年に1作 投稿作品を描くという目標を掲げてました。
もうその時点で、は? ですよね。
最初の3ヶ月で1作 4ヶ月目からは1ヶ月に1作 作れるようなペースで書かなければ、到底漫画家なんかなれる訳ないじゃないですか?
卒業した人たちが就職したとかの功績も壁に貼られているものではなく生徒の作品が壁に飾られているぐらいで、就職先ないじゃんって!
時間の無駄かな…..。
と判断し最初の1ヶ月でもう学校には行かなくなりました。その代わり自力で探した漫画家のアシスタントに運良くつけました。
(当時、縦読みとか デジタルが主流ではなかったので、漫画でお金を稼ぐには投稿しか方法がなかったのだと思いますが、今は多分 デジタルのcomicoが多分積極的に漫画の学校と提携か何かつけて、生徒の作品をインディーズとして出してるんじゃないのでしょうか?ここ何年かでcocmicoのインディーズがすごい量になったし、えっ?この作品が?というのに物凄くハートがついてる。何かおかしい・・・・。1年前まではそんなことなかったのに・・。
多分漫画学校の方針で、クラスの全員の作品のには必修でハートつけるとかそんなんしてるんじゃないかな?という感じの作品羅列になってる。漫画の学校の壁に貼ってあるのと似たような作品がずらりですよ。)
旦那と違ってあまり考えないでことを勧める楽観主義な私は
まぁ学校選びに失敗したということですね。
みなさん学校選びは慎重に!(ちゃんとしたところはちゃんとしてると思いますよ、特にゲーム業界なんかはソフトいじらなきゃいけないし、専門知識だから、学校行くべきだと思うし、就職先も漫画専門よりも開けてると思います。)
やっぱり学費が自分で稼げるような2、30万ぐらいのところはどこも身にはつかないと思った。webデザイナーの学校にも自分が払える程度の学費
10万円ぐらいで行ったんだけどね。 安いところは、生徒の伸びや将来は
考えてない、これ一概に言えるところですね。
漫画家のアシスタントについた
漫画の学校がダメだなと感じた時 アシストタントを探し始めました。
漫画家のアシスタントといえば、とても悪い噂がたっているのが常でしたので 給料がもらえるのか、残業が多すぎるのか?泊まり込みしなければならないのか?そういうことを考えながら、探していたのですがたまたま、タウンワークに漫画家のアシスタントの募集が載っていたので運が良いことに、そこに応募しアシスタントにつくことができました。
面接はカフェで行われ、以前書いていた原稿を持ってゆきました。
私の仕事は仕上げのみになると説明を受け とりあえず、試験期間を経て
雇われることになりました。
週1回で1回8時間勤務で1ヶ月に5万前後もらっていました。
その方は絵描き中心でシナリオの方とコラボしていました。
内容的には
- 消しゴムかけ
- ホワイト
- トーン貼り
- トーンののり外し
- トーン押し付け
でしたので、私が原稿に絵を描くということはありませんでした。
残業もなくきちんと給料もいただけ時間通りに一緒に作業していたので、
環境的には良かったのですが、先生自体がとても神経質な人だったので、
始終疲れたのを覚えてます。漫画の学校に通うより遥かに勉強にもなりましたが、ただ、その姿を見ていると、ぼんやりと漫画家にはなりたくないなと 思った次第です。
その方は 歴史漫画やコンビニの漫画冊子描きで主に徳間書店からの
契約でよく、編集さんが結構適当なことに文句を言ってました。
その先生は普通のサラリーマンのように仕事をしていた印象です。
机はちゃんとアシスタント用も用意されていて、雑務も頼まれなかったので
本当に恵まれていたと思います。
4年間 丁度一つの作品が終わるまで続けました。
デジタルに移ってからも2ヶ月くらい背景アシスタントについたのですが、(今度は少女web漫画家になりたての方です。最初の先生は少年漫画家の男性でした。)
どうも、書いている感じが合わずにすぐに辞めてしまいました。
私が背景のパースをすごく気にする性格上 パース崩壊している背景を先方から求められ、パース崩壊という絵にうまく対応できず 辞退させていただきました。ただ、先生自体は良い人でしたよ。
給料は1ヶ月に2〜3万ぐらいいただいてました。作業量にもきちんと金額に見合っていたと思います。
きちんと入金もしていただけて人としてはすごくきちんとした方でした。
ちなみにこの方はアシスタント募集のネットのサイトで応募しました。
作品たち
さて、漫画家を目指す人に必要不可欠な要素は
- 周囲の支え
- 運
- 金
- 時間
これらが必要不可欠です。
自分の作品年表を見ると 本気でそう思います。
2003 年 | 練習で初めて原稿に描いた FF7の物語漫画化 途中まで 何を思ったのか 長編を書こうと手をつける 作品「ファイ」 |
2004年 | 三国志というゲームにはまって実話「ファイ」という作品と繋がってる作品「シギ」 |
2005年 | 少女漫画に挑戦しようと思い投稿用に描いた「君と」 |
2008年 | 少女漫画で投稿用「ことりの涙」シナリオと半分描きかけのまま リアルで仕事が忙しくなる。原稿に手がつけられず。 |
2011年 | 「ダンス・ダンス・カシス」ブリトニースピアーズがモデルの作品 |
2012年 | 「ゼロの記憶」投稿用に描いていたけれど、仕事で時間を奪われスクリーントーンをケチってなかなか終わらない。 |
2016年 | ”旦那の支えがあって旦那の実家のフランスにて、また漫画活動再開できる。”日本で購入したばかりのデジタルを使用。書き方も何もわからなかったのでとりあえずcomico縦読みチャレンジに自由作品として「伊藤くま」を投稿。これも長編を考えていて途中断念。(どうしても長編を書きたくなるダメな思考。)そして以前書いていた作品をとりあえず仕上げる 「ことりの涙」を縦web漫画にリメイク。「ゼロの記憶」スクリーントーンのところを全部デジタルでなんとかする。 |
2017年 | 「フランスに嫁ぐ」という日常ブログのような4コマを書き始める だが、絵が4コマ風で好きになれず、やっぱり自分の考えたシナリオの作品が描きたいと思う。 「終わりの地」のシナリオを考え始める。やっぱり長編が描きたい。この作品を書きながら、デジタル漫画を学んでゆきたいという目標のもと、ゆっくりでもいいので、今度は是非最後まで書き上げたいという希望。まぁどうせ、お金一銭も入ってこないしね。自分の好きな絵柄で自分の読みたい漫画を自由に書かせていただくという姿勢。 |
2018年 | 日本に旦那と帰国 仕事をしながら「終わりの地」を描き始める。 現在も書き続けているが、後2ヶ月で子供が生まれるので、スパンがすごーく長くなると思う。お金に困って途中中断もあり得るが気合は全人生かけて必ず描き上げる! |
ココナラを始める
大好きなお絵描きで副業!!無料登録!2014年絵で、稼げないかと色々思考を始めネットのいろんなところに
絵描きとして登録し始める。
その中でココナラというところで、初めて、自分の絵のスキルでお金を稼ぐ事に成功(まだアナログ時代)ただ、当時ココナラは破格の値段500円しか設定ができないので、オーダーを受けた一枚絵500円で書いていたけれど、だんだん割に合わないと途中でデジタルに変える。
そして、ちょっと停滞し始めるが、ココナラを通じて素敵価格設定なオーダーをLIG という会社から受ける。その作品がこちら
そこから、絵と 時間と作業量とを考え始め別のイラストレーターのコミュニティーも探し始める。
1年ぐらいたってココナラで自由に値段が設定できるようになった。値段を上げてからはオーダーは以前より来なくなったけれども、以来を受けて描く絵よりもやっぱり自分の好きな絵を描きたいと思い現在も色々思考を凝らす。同時に探していた、イラストレーターコミュニティーに加わり、少し安定した価格を1ヶ月にいただけるようになる。
予算の問題でデジタルを始める
デジタルを始めようと思ったのは、アナログで十分なお金が稼げる環境が私になかったということからだと、
デジタルでしたらまず、場所を選ばないんですよね。
CLIP STUDIO PAINT PRO なら 5000円(ダウンロード版)から始められるので、イラストレーターという副業するには一番お手軽な価格です。イラストレーターの副業ですぐ元も取れました。
CLIP STUDIO PAINT PRO を購入しておけば慣れた頃にEXにバージョンアップもできます。(Pro→ Exへバージョンアップ 18000円)
いきなり CLIP STUDIO PAINT EX の場合 23000円
バージョンアップする必要がない人もいると思いますが、
そこは比較をご覧ください。比較したページはここ
ちなみに、私は、kindleファイルにできるから、バージョンアップしました。
背景の抽出もうまく使用できるようであるならば良いとは思いますが、
私はまだうまく使用できてません。
これから勉強します。
ちなみに、フランスに行くときに、日本語版では不具合や動かないことがあるかもしれないから、とClipstudioさんの方からアドバイスを受けたので
Proの英語バージョンを購入しましたが、これが!!凄い使えない!! 何が使えないってCLIP STUDIO PAINT PRO からくっついている下の画像のが使用できない!
日本語でも問題なかったし、海外行く人はまず日本のが動かなくなってから海外でダウンロードすることをお勧めします。本当に使えなかった!!!
ペンタブワコムに付属のクリスタプロを始める
ペンタブこれ手に入れた時は本当に嬉しかった 凄く高かった印象当時2、3万円以上した気がする 大きい買い物でした。
でも今だと 19000円ぐらいになってて中古だと4500円ぐらいで手に入るみたい! 悲しい。やはり少し待つと安くなるんですね。
現在どっかの漫画スクールで必須で使用している
cintiqっていう直接漫画描けるのが欲しいけど 73000円ぐらいするめっちゃ高い!!壊しちゃったら 発狂するレベル・・・。
↑↑↑↑↑
本気でこれ欲しいっす。
漫画で稼げるようになったら買おうかと、それか古くなるまで待つとか・・。
しかし私はwacomにくっついていた、clip studio を使用していたので、2年で期限が切れるということで、英語バージョンを買ったような気がする。
しかもその時はwacom付随のクリスタではバージョンアップできなかったけど、クレームしまくったら、今はできるみたい・・・。
貧乏なのに、タイミングが非常に悪いという。
貧乏余裕なしだと余計にお金って出てゆくんですよね。本当 やめて欲しい。ちなみに初めて2015年に買ったwacom付随のCLIP STUDIO PAINT PRO
(クリスタ)で書いた絵とアナログ時代の絵を並べて置いてみます。はい。ご覧ください。デジタル知識なしの画力を!