私たちの子供は日本人に拉致られました。フランスの特番について

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日本の女性は誘拐犯だ!

というフランスの特番がフランスでですね放送されました。

(今更感はありますけどね。)

テレビ見たい人はここ

多分今日本とフランスが良い関係ではないので、フランスの方でも今回このことを問題にしたとは思うんですけどね。カルロスゴーンのこととかで・・・。それは置いといたとして・・・・。

ちなみに、フランスの日本の大使館に行くと。

大きなポスターが貼ってあって

子供連れ去りは犯罪です。

というふうに書かれている。フランスでパスポートを更新をされた方は知らない人はいないと思います。

私はフランスで2年過ごしましたが、

日本人女性の噂はこうです

「ハーフは可愛いから母国で自慢できるから、日本人女性は子供だけが欲しいんでしょ。」

という風な認識ですね。うちの旦那は口に出してそういうことを言うことはありませんが。有名な話なので知ってはいましたね。まぁそれを踏まえて・・・。

日本でよく耳にするのは
海外では日本人女性はモテる!の一点張りですね。
皆様その情報古いですよ!

時代は変わってます。いろんな人がいろんなところでやっちゃってます。

それではこの特番について 

 日本人との間に子供をもうけ、離婚後、自分の子供に二度と会えなくなったフランス人のドキュメンタリー。

情報ではそう言ったフランス人はおおよそ100人程いて、
自分の子供に会えなくて絶望し自殺された方が2人。

本編

日本人女性との間に子供がいるフランス人男性2人が日本に母と住んでいる子供に会いに行く。

一人目:

  • 3歳の女の子のフランス人父、(2歳までは一緒に住んでいた模様、日本に行ってからもテレビ電話をしてコンタクトをとっていた。)
  • DVか何かが原因で別れたらしい。
  • 父、日本語は喋れず、
  • 夫婦間の会話は英語を使用。
  • 元奥さんは東京の一軒家に住んでる方。

子供と車で出かけようとしていた母をフランス人父が突撃母が怒って英語でまくし立てる。一部の騒ぎを止めようと警察がやってくる。一応フランスの父はフランスのオフィシャルペーパーを持っていて、自分は子供に会う権利があると主張する。日本の警察は、母と子供に近づかないようにとフランス父を引き離す父、悲しみに明け暮れる。

二人目:

  • のフランス父は5-6歳ぐらいになる男の子の父
  • 知っているのは元妻の実家だけ

実家に子供のために買ったおもちゃを持く子供に渡してくれと(拙い日本語で)頼む。母の実家のおばあちゃんは逃げるように家に入り「外人は大嫌いだ」とまくしたてる。「娘の居場所は教えられない」とのこと。またも警察が来る。結局子供と娘はどこにいるかは教えてはもらえずフランスの書類は持っているものの日本の警察と折り合いがつかづのちに、息子がおもちゃを持って後ろを向いている姿を撮った写真が送られて来る。(アルカイダに捕まった人質状態的な写真だよ・・・。)→ その写真を見て父路上で大泣き

おまけで、日本人子供連れ去り被害者の会。みたいのが開かれていて、何人か子供に会えず苦しんでいる人々のお話をピックアップして放送します。外国人のお父さんちらほら、
フランスでは離婚する時に、フランスと日本の契約や条約の間では一応、父は週に何回か会える権利があるという書類に母はサインしている模様。

でも日本の民間的には母が会わせないと行ったら、日本の警察は母側で父を引き剥がすと言う結果。

つまり、
現状日本側が条約破棄をしている状態すね。なので、フランス側からは日本人による子供の拉致と書かれるわけです。

 

それを、パリかなんかの日本大使館の前で訴えているのが一番上の画像。

(渋谷でやればいいのに・・・。日本人が理解して、日本人が動かないと意味がないと思うのよね。)

以上が大体のあらすじ。 どこか思い違いがあったらすみません。m(. .)m

日本人とフランス人の間でお互いの主張がツイッターとかではぶつかってたけど、私からすると色々、お互いに情報不足な言い争いに見える。

私個人の意見としては、それがどんな父であったとしても、子供に父親を会わせないのは母のエゴなので会わせるべき。   

子供は所有物ではない。

もし、虐待受けるようなら、子供は決まりとはいえ父のところには行きたがらないでしょう。その時初めて拒否すべき。

議論することにおいての情報不足その1 

日本にはイクメンパパという言葉があるぐらい、多くの男性が育児に参加しないという事実がある。それは、社会的、仕事的にできないと事実もある。現に、育児が大変だ大変だという母が後を絶たない。

がフランスでは違う、多くの父は半分ぐらい育児に参加しているというのが一般論。フランス人からすれば、母だけに子育てを頼っていたのではない。ではここでフランスと日本の社会背景の違いを私が見て感じて来た割合を示してみましょう。

家族の時間が取りにくく、残業が多い。ブラック企業を訴えられない程生活するのに仕事が必要。
政治家からの助けが少ない(税金が収入の低い国民の生活を助けない。)

家族を守るため→生活を守るため→仕事が最優先事項 になる。

 

残業がほぼない為、家族の時間が作りやすい 基本労働7時間。家族ですごす為なのか日曜はスーパーですらも閉まるぐらいお店は開いてない、(レストランとかは開いてたりするけどほとんど閉まってる)アルバイトという概念がなく日本でアルバイト扱いの人もフランスでは社員扱いになるので、アルバイトのシフトで社会保険や年金が引かれる。(8万稼いでいたら2−3万持ってゆかれる、その代わり収入の少ないカップルは7万の家賃だった場合2万円引きみたいのになって政府が税金を国民に回してくれる。)有給休暇は1年に5週間を取るのは義務。マタニティー休暇も取りやすいが 生まれてから2ヶ月後とかに出勤している人も多い、ナニー(ベビーシッターに任せてしまう為。)
国民の税金で賄ってます。

自分の幸福度のために生きている→仕事(仕事が生活に食い込んで来ると)→政治家がいけないと言って しょっちゅうデモる (よくデモの為電車とか飛行機とか止まる、その時期にかぶると旅行者は酷い目にあう)

(補足:育児の仕方にも随分違いがある。日本のように生まれたての時から、一緒に寝ないので、日本の育児の仕方より、かなり自分の時間が取れるという印象。現にうちの旦那も、ミルクあげる オムツ替える、 沐浴する。って張り切ってますし。父と母が子供を愛する割合が均等になる構図。後、家が広い日本は国民人口が東京に集中すぎて家が狭い。多分フランスが結構まばらにみんな住んでるのは植民地があってその国では石油が取れるからできるんじゃないかなとも思う。)

ところで、最近黄色い服を着てフランスデモって暴れてましたがその結果どうなったか日本で放送されてるでしょうか?

国民の要求が通り、税金が上がるのが見送りになったそうです。他にも2−3個国民の要求を飲み入れたとのこと。 

ただ、フランス国内の中でも、デモのあり方について多々疑問がありいつも口論になってる。結局国民が暴れて暴力を振るっているのでね。


情報不足その2:フランス側では予測不能な日本の事情 

日本では、母親が別れた父には子供を会わせないって結構周りでよく聞く話、知り合いにもわんさかいた。ただ、会えないことで、自殺した父がいるというのは聞いたことがない。(いたのかもしれないが・・。)

そういうお互いの国の環境を見ると、日本じゃない違う国籍の人間と一度結婚し子供がいる時点で相手の国の法律や決まりはある程度受け入れるべきでしょう。

フランスでは子供のいる夫妻が別れた場合、週に1-2回はどっちに引き取られようと、引きとれなかった方にも子供に会う権利があり、実際母が子供を元旦那のところに週1-2回は連れてくる。
旦那の親戚の人もそうしていたし、職場の友人夫婦もそうしていた。その友人夫婦の子供が自閉症だったけれども病気や障害は関係なく子供には父にも母にも会う権利があるというのを見てきた。

それは、元旦那に彼女がいても子供は会いに行きます。そこは常識というか。

日本って、仮に母に引き取られて、父に新しい彼女がいた場合、父の方が子供に会うのをためらうという感じのイメージ。

でも、フランスでは、少なくとも私が見てきた、ケースではそれはなく、お互いに再婚相手がいても、子供は会いにくるという構図が当たり前だった。こう行った社会背景も日本人側には説明するべきだよね。

日本だと、彼氏や彼女再婚相手ができたら、前妻の子は別にそこまで頑張って会う必要はないし、むしろ邪魔扱いをされるという感じ。しかし金は払う。(教育費)というイメージ。子供にあげるのは金。

フランスは金は渡すんでしょうけど、子供に会うことがメイン見たいな。

日本オフェンス側の意見としては
  • 父に問題があるんじゃないか?
  • なぜ別れたのか?というなれそめが放送されてない。
  • 子供に会わせられる人格の父じゃないからだ!
  • このドキュメンタリーは一方的に日本を悪く捉えて書いていて、日本は子供を守っていると主張している。
  • 父が悪いんだ。だから会わせられないんだ。

という風な意見。

うちも日本人同士で離婚してますが、母は父に会ってはいけないとは言いませんでした。母は父が大嫌いでもう二度と関わりたくないと言っていましたが。いくら親権を持っていたとしても母が父に子供を会わせない、というのはエゴイズム過ぎるという考えでした。

というのも、母の友達夫婦も離婚し、その友達は子供には一切父には会わせない方針の方がいましたが、私の母的には「確かに聞いていると酷い父だけど、子供にとってはそれでも父」という風に言っていました。

(私:ふーん←この時結婚する気も子供産む気もないのであまり真摯に聞いてない)

だから今でも、私は父と母の両方に私は会います。(ってかもういい大人ですしね、父に会いたければ、別に断りいれずに勝手に会いに行きますよ。)

友人宅のような所の子供には生まれなくて良かったなと思いますよ。確かに母がいると喧嘩ごしの父でしたが、父には会いたいですからね。

結構日本では母が父に会わせないってよくあることなので 私からすると普通のことだなと感じますが、

意見的には自分の母と同じ意見ですね。
それは日本人外人関係なくその方の人格問題だと思うんですよね。

母が子供を父に会わさないというのはただのエゴでしかない。 

父に会わせない行動をフランス側から誘拐犯と言われてしまうのは、少々度が過ぎるとは思うけども、まぁ そういう表現になるんだろうなぁ ということは理解できる。

ちょっとその題名見た時 吹き出したけど。
えっ 誘拐犯!!
みたいな。自分は日本人でそういう環境もあるというのを知っていたのでその表現が誘拐犯になったのがなんとも・・・・。

旦那に笑い事じゃない!って怒られた。文化の違いですね。

今現在、私は臨月ですが、恐れ多くもヽ(´o`;そんなことできないですね。旦那の方の親戚がレアなのか? それともフランスでは一般的なのか・・。旦那の親戚の方が私達の子供をかなり楽しみにしていて、毎回子供服やらお金やら色々送ってきてくれて、(もちろん私の別れた両親も楽しみにはしてくれてますが)

出産は日本ですることになるんですが、新生児の顔を早く見たいらしく来てくれるみたいです。(この前来られたばっかり)マジで、お世話になってます。

私は子供はできたらいいなぁ と思っていて
旦那は本気で子供欲しいという考えだったので、かなり、育児や子供の成長やら色々読み込んでてすごく楽しみにしているのが分かるし、検診にも毎回来てくれるし。臨月で苦しんでいてもすごく色々やってくれるし、

彼のレベルでとても頑張ってくれているというのが毎日ひしひし伝わって来るので 恐れ多くもそんなこと・・・・です。

旦那がフランス人なので多分一般の日本人より育児も半分で楽なきがするし。別に楽じゃなくてもいいんだけどね。

育児は慣れてる。←謎の発言でしょ。(実は10歳ぐらいの時から漫画の「赤ちゃんと僕」なみに弟の面倒見て来た過去が)

まぁ そんなこんなで、フランスではとりあえず現在の日本人女性のイメージは可愛いハーフの子が欲しい誘拐犯です。

変えてゆきましょう。

まとめこれから国際化はま逃れなくなって来ると思います。外国の人と結婚する人も増えると思います。その時に相手国の考え方、法律もリスペクトすべきです、出来ないのであれば国際結婚できる資格はないと思います。

 

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