私の行っていた病院は京都では一番有名なところだそうですが、先生が毎回コロコロ変わるのが普通で、担当の先生を指名できないところでした。
担当される先生によっては酷い扱いも受けたので、自宅勤務の旦那にいつもついてきてもらってました。
医者がなんか下手なことを言いそうになると、フランスではこうだがお宅の国の医療ではそこんとこどうなの?みたいな攻撃体制でいつも横で見守ってもらってました。(心強し)
なんか分からないんですけど、私だけで行くと大概なんか嫌なことを言われました。
多分下の毛の処理をしてるからでしょうか?
それともカタカナの苗字のせい?
ろくに調べもしないで、
君はクラミジアだと言われたり、
エイリアンみたいだなってカーテンの奥で笑われたり、
しかも凄い大きい声で。(男性の医者)
ちなみにフランスでは下の毛の処理はエチケットで当たり前です。(下の毛が生えている=日本でいう所の脇処理をしない女性と同価値です。)それを笑うなんて、
さすがに、差別すごすぎて、言われたことよりも、同じ日本人として恥ずかしくなって来て旦那には言えなかった。多分すごいキレてくれるんだろうけど、この医者の態度が国民レベルで恥ずかしかった。あんたそれでよく、韓国はどうだって中国はどうだってよく言えるよね・・・。海外事情知らないにも程があるよ・・。
こんな知識だけあってモラルのない人間に見てもらって金払ってって、なんで自分は普通に妊娠できないんだろうとも思ったし。たまに、人間として不良品と感じる時もありました。それは、日本のメディアの政治家か誰かが私みたいな状況の人々に対して言っていた悪い入れ知恵な言葉でした。
所でうちにはテレビはありません。
必要がないからです。
日本のテレビに対する信用はすでにアメリカに留学した時からありません。
だからどっぷりジャパン思想の人よりは傷つかなかったと思います。
もう一つの幸運なことは、私の環境自体どっぷり日本社会に浸かっていなかったことでしょう。旦那の家族、知人はフランス人なので、彼らは全くプレッシャーもかけず攻撃的に嫌味を言うこともありませんでした。
私が旦那に日本では、私のような状況の人を不良品って言ってる人もいるよ。と言ったら、
それフランスで言ったら 大変なことになるよまじでっ って
日本は安全で便利で外でマナーがあって親切でいいとこいっぱいあるけど。
そういうところ遅れてるね。
医療機関と それに凄く差別凄いよね。島国だし、本人たちは多民族国家じゃないから気づいてないんだろうけど。いろんなことに対しての差別凄いよね、とのこと。(この題材に関してはまた別のところで語るとしましょう。)
そんなふうなので、旦那の支えもあって不妊治療に対して半分客観視できた部分があったと思います。
しかも、不妊治療を始めて思ったことが、(患者って言うのかしら?)患者が大量にいる。本当にこの人たちみんな不妊って事、隠してるのかな、と。こんなに、大量に不妊の人がいるのに、病院の数 増えないの?と思いました。
ちなみに私は隠してません。レストランで働いてたけど仕事仲間には不妊治療してますと公言していた。不妊の治療で仕事には入れない時があったりするから周りの理解も欲しかったということから。
ところで私の通院していた病院は、待ち時間少ない方で、全ての検査が1時間半ぐらいで終わったりした。(ネットで調べると待つところは一日中待つらしい。)
しかし、当日予約になると9時開始の受付で人が
並ぶ、並ぶ!!
(先生から診察の時に指示があって、このぐらいの日に来てねと言われるんですけどネット予約しても既に満員で埋まっっている時に仕方なく当日予約という形なる。)
9時に受付開始と案内されたので5分前ぐらいに行ったら、既に一番最後尾で今日の診断は13時からとか14時からとかの予約しか取れない。
嘘じゃん? こっち側、暇なの?的な?
旦那の感想は、
日本は40代以上っぽい人が多く来院しててびっくりした!フランスは不妊治療無料だけど、40代は断られるよ、
と。そこはシビア